2023.06.19 2023.06.21

新聞配達のバイトが楽しかった話（１０年くらい前）

admin-hrkoh

私は大学4年生の約半年のあいだ新聞配達をしていました。その時の経験について書いていこうと思います。

新聞配達のバイト概要

週6で4:15～7:00(20分ほど待機時間有)
電動自転車で平坦な市街地を配達（マンション7割・企業3割）
給料は月4〜5万円台

業務の流れ

4：15出社
配達しやすいように新聞を数えて仕分け・休刊の確認
雨の場合は１部ずつビニールをかけます（結構手間）
配達へ（ここまで15〜20分くらい）

実際にやってみて

朝早すぎて辛いです。

週６で3:50起きだったので、基本前日の11時までには寝るようにしてました。とはいえ当時は大学生だったのでバイト終わってから、もう一回寝てたこともあります。

悪天候はハズレ日

雨の日は、新聞をビニール袋で包む作業が発生して手間でした。
ちなみにビニールがけする機械は「ジョイナー」と呼ばれていて、なぜジョイナーなのか聞いたところ「理由とかなくてそういうものなんだよね」と言われました笑（joiner？join？参加…？joy？楽しいのか…？いや、ジョイント？）
あと天候だと、秋〜冬にかけて働いたので台風が来たり、とても寒かったりというが辛かったです。

遅刻して行ったこともあります。

半年間で一回遅刻をしてしまいました。年２ペースと考えると多いですね…。その日は店長からの着信で目覚め、「気をつけておいでね」と優しく声をかけていただいたことを今でも覚えています。本当にいい店長でした。

バイト・パート間でのコミュニケーションは無し

この辺は人によると思いますが、同じ場所で作業をしているというだけで、他のスタッフと業務上でコミュニケーションをとったりということはほぼないです。もちろん「今日寒いっすね」とか「雨降るかなあ」とかそんなことはちょっとだけ話したりします。この点が私にとってはとても気が楽でよかったです。

実務を覚えてしまえばルーティンワークですごく楽

この「覚えてしまえば」がネックで、覚えること自体が結構しんどかったりします。その上時間にも追い込まれますので、最初は毎日ドキドキでした。ただ配達先やとってる新聞は頻繁に変わるものではありませんので、通常パターンをいち早く覚えるのがカギではないでしょうか。そして私が担当していたのは1区画（１パターン）のみだったので覚えるのは楽でした。パートさんや社員さんになるとどの区画でも配れるようにするみたいなのですごいと思います。あとはひたすら投函するという体力勝負です。

運動能力はあったほうがいい

気になるところかと思いますが、運動能力は高い方がいいです。引越し作業とかがっつり肉体労働ではないものの、自転車の前後のカゴいっぱいに新聞を載せて走るのは結構きついです。（200部くらいになります。）2回ほど横断歩道の真ん中で新聞をぶちまけてしまいました。その直後、残った新聞の重みで自転車も倒れて泣きたくなりました。
そして新聞を抱えてマンションを駆け下りまくるのがメインの仕事なので体力はあったほうが良いでしょう。ただ最初はなくてもやってるうちにつくと思います。私はバイトを始める前に一年くらい軽いランニングを続けていたので、体力は気になりませんでした。

配達先によって時間指定がある

私の受け持っていた区画では1つだけ、6：30にならないと開かないビルがありました。そこの開店を待つために毎回事務所で10〜15分ほど休憩してる時間が発生します。新聞配達バイトは時給ではなく配った数で支給されるので、早く上がれないのは損だったかもしれないです。当時は特に気になりませんでした。

元日は特別体制

元日はチラシが大量になります。その分新聞は重く、差し込みにくくなります。重さも厚さも3倍くらいだったでしょうか。一時間前に出勤し、普段1回で済む残りの新聞補給が3回くらいになりました。この時は正月対応ということで手当をいただけてラッキーでした。

向いている人

物と向き合いたい人（対人の仕事をしたくない人）
昼間の時間にバイトしたくない人

当てはまる方にはとてもおすすめです。デメリットに目をつむれる魅力があります。他にこの条件を満たせる仕事はなかなかないのでとりあえずいってみましょう。

向いてない人

他人と関わるのが好きな人
遊ぶ時間を大切にしたい人
旅行に行きたい人

どれかに当てはまるのならやめておきましょう。

働いた感想

そもそもやりだしたのが親から「新聞配達やればいいじゃん」とのアドバイスをもらったことがずっと頭の片隅にあり、タイミングよく募集を見つけたという流れです。

半年でしたがやってよかったと思います。1年半のコンビニのレジでの接客業と新聞配達の配達業を学生のうちに経験でき、業種によってこんなに環境が変わるんだなと肌で感じることができました。

１０年近く前の話なので今は変わった部分もあると思いますが、この記事で興味を持っていただけたら幸いです。

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