オーディオストックは儲からない?趣味作曲家のリアルな収益と活動内容を紹介
私、趣味で作曲をしており、オーディオストックでBGMや効果音を作って販売しています。
実際どのくらい儲かるのか気になる方も多いかと思いますので、私のリアルな収益を公開します!
そもそもオーディオストックとは?
オーディオストックは、ロイヤリティーフリーの(BGM・効果音・ボイス・声)のライセンスを販売するサイトです。他人との面倒なやりとりはありません。その代わり売り上げ60%が持っていかれます。(条件クリアで減らせますがここでは割愛します。)結構持っていかれますが…営業と販売手続きをやってもらってると考えるとこんなもんなのかなとおもいます。
私の登録ページは以下からどうぞ!
結論:儲からない
結論から言えば、趣味程度のやる気では儲かりません。ただ、ちゃんとやればそこそこ成果が出るんじゃないかとも思っています。
以下で詳しく見ていきます。
実情
全6曲 3購入 5000再生 利益は約3500円(サブスク料込み)
2018年に登録しているので、5年放置してこんな感じです。大変しょっぱいです。収益に関しては、1回最低換金額の2000円を引き出しているので概算です。
儲かってる方々のブログでは「とにかく数が大事」とあるので当然の数字だと思います。しかし、6曲を5年寝かせて3000円となると他のストックよりはマシだと思います。写真だと400枚投下して約7000円でしたが、素材の準備にかかった時間は音楽の方がはるかに少ないです。
サブスク料は毎月100円ほど
サブスク利用者からのダウンロードも収益化されています。
もし、これを月1万円にしようと思うと、単純計算で600曲あげないといけない…
買われているのは1曲のみ
実はこの収益は、1曲のみが売れたり使われたりしています。こちらです
暗めな感じです。
多分ですけど、世界観がはっきりしててタグ付け時にシーンを想定してやると見られる機会も増えるんだと思います。この曲だけタグ付けがんばったので…。あと、意外と暗い曲が少ない気がするので狙い目なのかな〜と思っています。
「このくらいなら作れる!」と思ったそこのあなた!ぜひ挑戦してみてください!!!
以下オーディオストックをやってきた感想や今後の戦略について書いていきます。
やってみて感じたこと
良かったこと
人に聞いてもらうための曲作りができる
使われ方を想像しながら、どうすれば買ってもらえるかを考えながら制作することができます。あくまで趣味とはいえこのように数字になって現れてくれると辛い反面、楽しい部分もあります。審査もあるので、「これでいいや」としてしまいそうなところも気を配らないといけないのでいい経験になっています。
普段の音楽の聞き方が変わる
映画やテレビを見る際に、この曲はどんなシーンを想像して作ったのか?なぜこの音色、リズムなのか?と無意識に考えてしまうようになりました。こういう蓄積を数字に活かしていきたいです。
放置してもOK
放置しててもお金かからないです。むしろちょっとだけ増えました。そして他人との面倒なやりとりは一切ないので、ゆるく自分のペースでできるのは、とても良いと思います。
良くなかったこと
マジで凹む
審査に落ちたり、再生すらされない日々が続くと、自分の音楽に価値なんかなかったんだって本当に凹みます。デザインとかでもよく「ものと自分は別!自分が否定されたわけじゃない!」みたいなことを言われますが、それでも凹むものは凹みます。ただ放置してるうちに買ってくださった方や使ってくださった方がいらっしゃり、頑張ろうと思えました。
三人のご購入者さま、サブスク利用の皆さま、本当にありがとうございます!
これからの目標
「とにかく増やす」に尽きると思います。そのために、
- イメージのつきやすい曲をつくる
- 具体的なタグ付けに変更
- 暗い曲で攻めてみる
- とにかく何でもかんでも上げてみる
このあたりを意識して進めていきたいです。「100曲あげてみた」とかもやってみたいです。
以上、オーディオストックの収益と活動内容のご紹介でした!